ABOUT

木々の間を風が抜け、葉が揺れるたびにこぼれる光。
そのやわらかな景色の中で行き交う人の歩調のゆるやかさ。
極楽寺がもつ独特の空気感が自然と溶け込み、毎日のリズムを生んでいます。


常連さんとの何気ない会話や、旅の途中でふと立ち寄る方との出会いが、ここでコーヒーを淹れ続ける理由になっています。
わざわざ訪れてくださる方には、それぞれに“何か”のきっかけがある。その何かを大事にしていきたい。
そんな思いを込め日々焙煎、日常を積み重ねています。


そしてひとつひとつに込められた生産者の想いを、できるだけ鮮明に、誠実に伝えたい。
浅煎りにすることで素材が持つ果実味や透明感をそのままに表現したい。
カップを口に運んだ瞬間、ふと風景や記憶が呼び起こされるような、そんな一杯を。

だから私たちは今日もここでコーヒーを淹れています。